毎日当たり前のように行っている、「歩く」という動作。
大股で歩く人、歩幅が小さい人、風を切るように颯爽と歩く人…
歩き方は人それぞれ特徴がありますよね。
その中で、「この人、歩くのがやけに遅いな」と思ったことはありませんか?
歩く速度が遅い人には、特有の心理や特徴があります。
そこで今回は、歩く速度が遅い人についてご紹介したいと思います。
全くやる気が持てない

歩く速度が遅い人は、物事に対して全くやる気が持てない場合があります。
そこには、
- 今の仕事に興味がない
- 出世したくない
- いくら頑張っても報われないと思っている
- 今の環境が自分に合わないと感じている
全くやる気が持てないから歩く速度が遅い人の特徴として、
- 向上心がない
- 自分で考えない
- 無気力
- 自分の欠点に気づいても直さない
- 与えられた最低限の仕事しかしない
- 物事を批判的に見ている
何事にもやる気が持てず、毎日をただ単調に過ごしているだけでは、いつまでも喜びや達成感を得ることはできません。
仕事のスピードや効率も遅くなり、いつの間にか自分よりも後輩が評価されるとなると、さらにやる気がダウンしてしまうという悪循環に陥る可能性もあるのです。
喜びを感じられなかったら、何のために生きているのか分からないとすら思ってしまうかもしれません。
そうならないためにも、どんな小さなことからでも良いので、まずは行動してみることが大切です。
運動を始めてみたり、家事や掃除を率先してやってみたり。
そうすることで少しずつ集中力がついていきます。
生活の中で少しでもやる気になれることが見つけられたら、そこから自分のやりたいことや目標を持つことにつながるかもしれません。
自分の変化は周囲にも伝わるので、自分を取り巻く環境も少しずつ変わっていくでしょう。
のんびりした性格

歩く速度が遅い人は、のんびりした性格である場合があります。
そこには、
- 自分と他人を比較しない
- それぞれの違いを尊重している
- リラックスしたい
- 癒されたい
のんびりした性格だから歩く速度が遅い人の特徴として、
- 話し方や行動が人よりゆっくりしている
- 執着心がない
- マイペース
- 人の悪口を言わない
- 争いごとが嫌い
- いつでも自然体に見られる
もちろん、のんびりした性格は悪いことではありませんが、あまりにも周囲の都合やスピードを気にしないでいると、
期限内に仕事をこなせなかったり、
いつまでも優先順位を理解できなかったり、
整理整頓ができなかったり
とマイナスな面もでてきます。
時と場合によっては、のんびりしていられないこともあります。
のんびり過ぎて周囲に迷惑をかけてしまわないよう、必要なときは迅速性を重視して、時間を効率よく使うように心がけましょう。
生活するうえでは、期限を守り、時間を逆算して取り組むことも大切です。
場の空気が読めない

歩く速度が遅い人は、場の空気が読めない場合があります。
そこには、
- やりたくないことはできるだけ先延ばしにしたい
- いざとなったら何とかなる
- 物事を甘く考えている
- 自尊心が高い
場の空気が読めないから歩く速度が遅い人の特徴として、
- 物事の過程から結果を予測できない
- 痛い目を見ないと分からない
- 複数の可能性を考えられない
- 余裕を持った行動ができない
- 相手の気持ちを察することができない
場の空気が読めないと、
怒られたりしたときでもなぜ怒られたのか理解できなかったり、
相手の気持ちを考えずに言葉を発してしまったりして、
無意識に相手を傷つけてることにもつながります。
そうなると人間性までも疑われてしまい、周囲から敬遠されてしまうかもしれません。
そうならないためにも、なぜ上手くいかなかったのか、自分一人で分からなければ人に聞いてみたり、相手を傷つけないか言葉を発する前によく考えて話すようにしましょう。
そうすることで、周囲とのコミュニケーションも円滑になり、
争いごとが起きなくなったり、
反感を買わなくなったり、
適応能力が上がったりと、
自分にも周囲にもメリットが得られます。
なぜ歩きが遅い?男性の心理

歩く速度が遅いのは、男性と女性でも理由が違います。
ここからは、男女別で心理や特徴をご紹介したいと思います。
歩く速度が遅い男性は、相手に対して恐怖心を抱いている場合があります。
そこには、
- 相手の考えていることが分からない
- 言いたいことがあっても言えない
- 自分の気持ちを出せない
- トラブルに巻き込まれたくない
相手に対して恐怖心を抱いているから歩く速度が遅い男性の特徴として、
- 話すと声が震える
- 気が弱い
- 観察力は優れている
- 相手から怒鳴られて萎縮している
でも、相手のことを恐れてばかりいては、自分の意志で行動したり伝えたりもできなくなってしまいます。
そのため、他力本願や自己保身ばかりを考え、上手くいかなかったことはすべて他人のせいにしてしまうなど、マイナス面もでてきます。
そうならないためにも、人から嫌われてしまうかもしれないとは考えず、自分の意志を周囲に伝えられるよう、少しずつ意識して変わっていくことが大切です。
そうすることで少しずつ自分に自信が持てるようになり、他人に頼り過ぎず、何事にも挑戦してみようという意欲が湧いてきます。
態度を否定したり急かしたりしないよう心がけましょう。
なぜ歩きが遅い?女性の心理

歩く速度が遅い女性の理由として、女性らしく見られたい場合があります。
そこには、
- 異性を陰で支えたい
- 内助の功に憧れている
- 自分の主張は控えめを心がけている
- パートナーを立てたい
女性らしく見られたいから歩く速度が遅い女性の特徴として、
- 母性がにじみ出ている
- 甘えても優しく包み込んでくれる
- 物腰柔らかで仕草も美しい
- 芯が強い
- 男性を引き立ててくれる
- 教養がある
などが挙げられます。
男性を引き立ててくれるからといっても、芯の強さも備わっているので、都合の良いように振り回されることは決してありません。
謙虚さの中にも自信があり、優しさの中にも強さがあるので、ぶれることはないのです。
もし、優しくも強い女性に憧れるなら、待つことの大切さ、許すことの大切さを認識し、人の悪口を言わないように。
時間や約束を守るなど、日頃の行いを振り返り、何気ないことであっても一つ一つに注意していくことから始めましょう。