いわゆる「姿勢がいい人」は、男女問わず遠目でも目立ちますし、姿勢の悪い人と比べても見ていて気持ちがいいですよね。
なぜ周りの人と比べて、常に姿勢がいいのでしょうか。
実は、姿勢がいい人には身体的な理由のほかに、精神的な理由を持っている人もいるのです。
そこで今回は、姿勢がいい人の心理や特徴についてご紹介したいと思います。
姿勢が悪い男性より、モテるしかっこいいですよね?
もしあなたの周りに思い当たる人がいたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
筋力トレーニングが大好き

常に姿勢がいい人は、筋力トレーニングが大好きである場合があります。
そこには、
- 筋トレをしているときが一番楽しい、
- トレーニング後に得られる達成感がたまらない、
- 見た目からトレーニングの成果が分かるので嬉しい、
- 周りから強い人と思われたい
などの心理が潜んでいます。
筋力トレーニングが好きだから常に姿勢がいい人の特徴として、
- 映画や漫画の強いキャラクターに憧れている、
- ガタイの良い人を見るとライバル心が沸き上がってしまう、
- 毎日の筋トレは欠かさない、
- 真面目で意志が強い、
- 自分の肉体をからかわれると不機嫌になる
などが挙げられます。
筋力トレーニングをすることは、健康はもちろん精神的にも良い効果をもたらします。
代謝が上がって脂肪が燃焼しやすくなるので、スタイル維持にも役立ちます。
また、続けることで疲れにくい体になるので、勉強や仕事に対するやる気アップにもつながります。
もし、筋力トレーニングを始めても続くかどうか心配なときは、
- 筋トレのメリットを調べたり、
- 目標を立ててみたり、
- 自分の体の変化を記録してみたり
してモチベーションを維持できるよう工夫してみましょう。
何事にも緊張する

常に姿勢がいい人は、何事にも緊張してしまう場合があります。
そこには、
- 成功よりも失敗することを考えてしまう、
- 今の状況から逃げ出したい、
- 予想外の出来事に混乱している、
- 目の前のことで頭の中がいっぱい、
- 悪い方向へと考えが進んでしまう
などの心理が潜んでいます。
緊張してしまうから常に姿勢がいい人の特徴として、
- 全て完璧でないと気が済まない、
- 自分の能力を過信している、
- 行動に計画性がない、
- 物事をいつも甘く考えている、
- 集中力がない、
- 客観的に物事を見られない、
- 自分のことで精一杯で周りに目を向けられない
などが挙げられます。
緊張しすぎてパニック状態になってしまうと、
- 大切な場面で自分の実力を発揮できなかったり、
- 落ち着いた行動がとれなくなったり、
- 自分でも予期していない行動に出てしまったり
と、マイナス面が大きくなります。
緊張してしまう性格は、治したくてもなかなか治るものではありません。
もし緊張によってパニックになってしまうことが多いなら、事前の準備や対策を十分に施して、少しでも平常心を保てるよう工夫をしてみましょう。
緊張しても前もって十分な準備をしていれば、落ち着いて行動できたり、予期せぬトラブルにも冷静に対処できることが増えていきます。
そして、それを続けていくことで余裕が生まれ、緊張を楽しめる心のゆとりも得られます。
隠し事をしている

常に姿勢がいい人は、隠し事をしている場合があります。
そこには、
- 自分の本音を知られたくない、
- 本当の自分を見せて失敗したり馬鹿にされるのが怖い、
- 他人のことが信用できない、
- 詮索されることが嫌い、
- 過去にトラウマを抱えている
などの心理が潜んでいます。
隠し事をしているから常に姿勢がいい人の特徴として、
- いつもそわそわして落ち着かない、
- 人から話しかけられると動揺する、
- 他人と目を合わせないようにする、
- やたら早口でよく言葉をかむ、
- 情緒不安定、
- 自分の意見を言わない、
- 周りと比べてテンポが違う
などが挙げられます。
でも、自分を隠してばかりいると、他人との良好な関係を築くことが難しくなります。
おどおどした態度をとることで挙動不審に見られたり、おびえていると思われたり、意図せず誤解されてしまったりなど、マイナス面が大きくなります。
姿勢が良く見えるのは、リラックスできず身体が固まってしまっているから。
改善するために、まずは心を落ち着かせて、堂々と振る舞えるよう意識してみましょう。
また、無理に自分を隠すことをせず、できる範囲で構わないので本当の自分を見せてみるのも一つの方法です。
自分が気にしているよりも、他人はそれほど気にしないものです。
そうすることで、周りとのコミュニケーションもとりやすくなり、客観的な視点から物事を判断できるようになったり、自分の意見を少しずつ人に伝えられるようにもなったりと、プラス面が大きくなります。
日常的に走っている

常に姿勢がいい人は、日常的に走っている場合があります。
そこには、
- 美容やダイエットに対して高い意識を持っている、
- 走ることでリフレッシュしたい、
- 目に見えて頑張った成果が出るのが楽しい、
- 他では味わえない満足感を得たい
などの心理が潜んでいます。
日常的に走っているから常に姿勢がいい人の特徴として、
- 集団競技より自分と向き合える個人競技が好き、
- いつも人より頑張りがち、
- 体を動かすことが大好き、
- もっと速く走れるようタイム向上を目指している
などが挙げられます。
走ることが習慣になると、健康的にも精神的にも良い効果が得られます。
無駄な脂肪がつきにくくなったり、心肺機能が鍛えられたり、体力もついて体が軽くなるので外に出ることも楽しくなります。
また、継続することで自分に自信がつき、多少のトラブルにも乗り越えられる強いメンタルを持てたり、集中力も高まるので勉強や仕事にも良い影響を与えてくれます。
習慣になるまで続けられるか不安という人は、むやみに走るのではなく、目標を立ててみることをおすすめします。
マラソン大会にエントリーしたり、美味しいごはんやお酒を楽しむことをモチベーションにしてみたり、無理のない範囲で楽しみながら行ってみましょう。
品格がある人

常に姿勢がいい人は、他人より品格が備わっている場合があります。
そこには、
- 心に余裕を持っていたい、
- 広い視野で適切に行動したい、
- 周りから警戒されたくない、
- たとえ誰であっても同等に接するよう心がけている、
- 常に感謝の気持ちを持っていたい、
- 周りの目を意識している
などの心理が潜んでいます。
品格が備わっているから常に姿勢がいい人の特徴として、
- むやみに大声を出さない、
- 身に着けるものに汚れや綻びがないか注意を払っている、
- 礼儀正しく謙虚、
- 人と接するときの物腰が柔らかい、
- 人によって態度を変えることがない、
- 清潔感がある、
- 仕草や言葉遣いに品がある
などが挙げられます。
そのような人は、たとえ地位が高くなり、周りにちやほやされたとしても、それまでの態度を変えることなく謙虚さを保ちます。
そのため、周りには自然と人が集まり、厚い信頼を寄せ続けてくれるのです。
もし、品格が備わった人に近づきたいと思ったら、その人を手本にして、できることから真似してみましょう。
他人が不快に思うような仕草や言葉遣いを避け、常に相手を気遣うことを意識して行動してみてください。また、心に余裕が持てるよう、ストレスを溜めない生活を送ることも大切です。
そうすることで、知らないうちに自分にも品格が備わっていきます。
ここで注意してほしい点は、品格を意識するあまり自分のキャパシティ以上のことをしてしまうこと。
自分の持つイメージを保てているか、周りからどう見られているか不安になり、自分で自分を苦しめることになってしまいます。
また、周囲にも品格を求めてしまい、枠外の人を見下してしまったり拒否してしまうこともあるので、くれぐれも気をつけましょう。
自分が思う品格ある人に近づくことも大事ですが、ときには大声で笑ったり周りの目を意識せずに羽目を外すことも大切ですよ。
待つことが大の苦手

常に姿勢がいい人は、待つことが大の苦手である場合があります。
そこには、
- 電車やバスに乗り遅れたくない、
- 早いに越したことはない、
- 自分はもちろん他人にも厳しくありたい、
- 自分のペースを乱されたくない
などの心理が潜んでいます。
待つことが苦手だから常に姿勢がいい人の特徴として、
- 特に急ぐ必要がなくても早く行動しようとする、
- 時間に厳しく遅刻は許せない、
- 遅れて待たされることが大嫌い、
- 自分のペースに周りも合わせてほしい、
- 結果は何より目に見えることが大切と思っている
などが挙げられます。
待つことが苦手な人は、世の中にはたくさんいます。
でも、それが過度なものになると、感情をコントロールできなくなったり、十分に吟味しないまま結論を出して損をしてしまったり、人の都合も気にせず自分のペースを崩さないことで周りを困惑させてしまい、そのせいで人との関係を壊してしまうこともあるのです。
自分のペースを乱されることが嫌いなら、それは周りの人も同じです。
人にはそれぞれ都合やペースがあり、それを考えないで自分中心の行動をしてしまうと、自分が嫌いなことを人に対してしてしまっていることになります。
そうならないためにも、ときには他人の都合やペースも考えて、他人の気持ちに立って行動することが大切です。
また、どうしても苦手を克服できないと思ったら、なるべく待たずに済む方法を模索するようにしてください。
そうすることで、人としての器が大きくなり、気配りのできる人だと思われたり、広い視野で物事を見ることができたりと、プラスの面が大きくなります。