仕事や勉強法など、あなたは人の真似をしますか?
それとも自分のやり方で貫きますか?
人の真似をするのは好きではないと考える人もいるかと思いますが、自分の考えだけだと視野が狭くなってしまいます。
もしかしたら、せっかくの良い情報に気づいていないという場合もあります。
だからと言って、ただ人の真似をしてればいいわけではありません。
真似をするのは、成功している人の思考にしましょう。
思考を真似していくことが、あなたを成功へ導いてくれるでしょう。
何故この人はこのような行動をしたのだろうと、考え方を理解することが真似をするポイントです。
Contents
真似る技術

上手に流されて、成功する方が賢いです。
それでは泉正人氏著書「流される力」から真似るフレームワークについて学んでいきましょう。
1:我を忘れる

いつも頭の中を白紙にできる状態を作りましょう。
自分の常識や考えを変えることは難しいですが、真似るためにはまず“我”を忘れる必要があります。
あまりに自我が強く、人の考えを受け入れられないという人は成長できません。
2:先をイメージする

自分の未来をイメージすることは大事です。
このようになりたいと目標にする人の考え方や行動を観察し真似しましょう。
この時に大事なのは思考を真似することです。
その思考を参考に自分に合った行動をしましょう。
そして仕事では○○さんだけど、ライフスタイルは○○さんみたいになりたいと目標にする人が複数いるという人は、分野ごとに設定をしましょう。
たとえば、次のように具体的に名前をあげてみましょう。
カルチャー:「年に3ヶ月、海外生活をしているAさん」
キャリア:「企画力を見込まれて一流企業にヘッドハントされたBさん」
マネー:「年収3000万稼ぎ、資産運用でも副収入を得ているCさん」
カラダ:「毎週サーフィンをし、健康的な生活を送っているDさん」
3:客観的に自分を知る

客観的に自分を知ることも成功への道には大事なことです。
“自分の力はどれくらいか?”ということを把握しましょう。
これを理解することで、今何をしなければいけないのかが明確になります。
現状点から理想点を結び付け、すべきことに時間を費やしましょう。
このように言うと難しく聞こえますが、イチロー選手はこのようにしていたそうです。
「コントロールできることとできないことを分ける。自分で制御できないことに関心をもたない」
簡単に言うと、自分の得意な所を伸ばすことを大事にします。
そして同時に不得意な所を洗い出しましょう。
得意とすることを伸ばすのが成功への近道です。
4:能力がある人を見つける

自分の力がどのくらいかを把握したら、次は相手の能力をきちんと見る必要があります。
自分が理想としている人は、本当に能力がある人でしょうか?
目標にする人物を間違ってしまうと、結果が出ません。
理想とする人はこのよう特徴を持つ人たちにしましょう。
自責思考を持つ人
素直な人
親身な人
言動一致の人
成果、結果を出している人
特に先にあげた自責思考を持てる人は、理想とする人物です。
いつも責任を持った行動をし、自分自身の問題点を改善しようとしています。
5:思考を真似る

目標をする人物が決まったら、早速真似をしていきましょう。
自分が行動を起こすときに、まず考えて欲しいのが“あの人だったらどう考えるだろう”ということです。
思考をより近づけるためにも、同じ本を読んでみたり習慣を真似してみましょう。
6:1日以内に行動する

行動は早く起こしましょう。
目標とする人がアドバイスをくれたり、何かおススメしてくれたなら、あなたにとってとても大事なメッセージです。
その時は1日以内を目標に、即行動に移しましょう。
7:アウトプットする

例えば、目標とする人に本をすすめられたとします。
あなたはもちろんその本を読むでしょう。
そして大事なのが、読んだ後にアウトプットすることです。
もし、その本をあまり良いと感じなかったのなら相手にその通りに伝えましょう。
そうすることで、考え方の違いも見えてくるかもしれせんね。
そして他にも何かおすすめしてくれるかもしれません。
8:5→7をくり返す

真似の仕方をまとめると、目標とする人の思考を参考に自分なりの行動を起こしましょう。
行動は素早く、できれば1日以内にしましょう。
そして行動したことはアウトプットしましょう。
9:自分だけの形を作る

いかがですか?
正しく真似ることで、多くの成功を経験できたのではないでしょうか?
そして、これからもっと大きな成功をしていくことでしょう。
ここまで来れたら、いよいよ自分だけの形を作り上げましょう。
著書では「守破離(しゅはり)」という言葉を説明しています。
「守破離」の精神は、一般に次のように解釈されています。
守 → まずは決められたとおりに動き、かたちを忠実に守る
破 → 基本のかたちに自分なりの応用を加える
離 → かたちにとらわれない自由な境地に至る
真似ることは理想の近道

「人の真似なんてしたくない!」と考えていた皆さんいかがでしたか?
真似をすることは理想の自分に近づける為の第一歩です。
今活躍している人たちも最初は真似をすることから始めています。
今からでも早速、人の真似することをはじめてみませんか?
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