学生の頃ならともかく、社会に出ると化粧は女性として身だしなみの一環として捉えられることが多くなります。
もちろん、肌質やアレルギーなどのせいで化粧ができない人もいますが、中には敢えてノーメイクでいる女性もいます。
そのような女性には、特有の心理が潜んでいるのです。
今回は、そんな敢えて化粧をしない女性の心理や特徴について見ていきたいと思います。
女性としての意識が低い
化粧をしない女性は、女性としての意識が低い場合があります。
そこには、化粧は肌に悪いものという認識、化粧で自分は変わらない、自分らしく生きたい、女性としての美しさに興味がない、化粧を勉強することが面倒などの心理が潜んでいます。
女性として意識が低いから化粧をしない女性の特徴として、身だしなみに気を遣わない、異性の目を意識しない、独自のこだわりを持っている、周りの環境が化粧を必要としていない、男性との付き合いが薄いなどが挙げられます。
肌が弱いことやアレルギーがあれば、化粧ができなくても仕方がありませんよね。
でも、興味がなかったり面倒だからという理由では、少し意味が違ってきます。
学生の頃ならともかく、社会に出れば化粧は身だしなみの一環として認識されることが多くなります。
そのため、特に事情もないのに化粧をしないままでいると、人によってはだらしないと思われたり、マナー違反に感じることもあるのです。
これまで許されていたことも、社会に出ると通用しないことも出てきます。
シャツにアイロンをかけるように、面倒でも仕方のないことと理解して、少しでも化粧をしてみましょう。
初めは嫌々やっていることでも、続けていくうちに楽しくなったり、自分の新たな一面を見つけることがあるかもしれません。
化粧が習慣になってしまえばそれほど苦にならないこともあるので、まずは一度試してみることが大切です。
自分独自のこだわりがある
化粧をしない女性は、自分独自のこだわりを持っている場合があります。
そこには、自分を甘やかしたくない、信念を貫きたい、周りの意見で自分の考えを曲げたくない、自信過剰にならず常に謙虚でいたいなどの心理が潜んでいます。
独自のこだわりを持っているから化粧をしない女性の特徴として、いつも堂々した態度でいる、自分の考えに自信を持っている、周囲の目や噂話を恐れない、発言に一貫性がある、潔く認める強さがある、愚痴を言わないなどが挙げられます。
こだわりを持ってそれを貫こうとする姿は、同性でも異性でも素敵に見えますよね。
しっかり自分を持っている人は、それが態度や発言にも表れるので、憧れを抱く人も多いと思います。
注意したいのは、こだわりが強くなり過ぎること。
こだわりが強くなると、常に自分の意見が正しいと錯覚してしまうことがあります。
そのため、周囲の意見が耳に入らなくなったり、他人の意見が尊重できなくなると、周りから頑固な人、融通の利かない人と認識される可能性も出てきます。
また、自分の意見が違う人と対立して、つい感情的になってしまったり、意固地になってしまったりすると、マイナス面が大きくなります。
そうなると、人と円滑のコミュニケーションも取りにくくなってしまいます。
こだわりを持つことはとても良いことですが、ときには周囲の意見にも耳を傾けて、柔軟な対応を心がけることも大切です。
環境的に化粧が必要ではない
化粧をしない女性は、環境的に化粧が必要ではない場合があります。
そこには、なぜ化粧が必要か理解できない、別に男性にモテなくても構わない、化粧をしても変わらないなどの心理が潜んでいます。
環境的に化粧が必要ではないから化粧をしない女性の特徴として、周囲に男性が少ない、彼氏無し歴が長い、これまで男性と接触する機会がなかった、身だしなみに気を遣わないなどが挙げられます。
化粧をするかしないかは、もちろんその人の自由です。
でも、現在の環境に不満を持っている場合は、話が違ってきます。
友人の彼氏ができた報告や結婚報告、幸せ満載の他人のSNS等にイライラしてしまうのは、現状に不満があるから。
自分がモテないのは男の見る目がないせい、現状は周りのせいなどと言っていても、何も変わることはありません。
もし、今の自分に不満があるなら、まずは行動を起こしましょう。
オシャレやメイクを勉強したり、勇気を出して出会いの場に出かけてみたり。
そうすることで、自分の新しい一面を見つけることができたり、充実感が出てきたり、良い出会いができることもあるのです。
行動を起こすことで成功してもたとえ失敗しても、何もせずに不満ばかりを抱えていた頃とは、外見も内面も格段に変わっているはずです。
まずは、勇気を持って第一歩を踏み出すことが大切です。
面倒くさがり
化粧をしない女性は、面倒くさがりである場合があります。
そこには、失敗するくらいなら初めからしない方が良い、目標がない、他人と深く関わりたくない、面倒なことは後回しにしたいなどの心理が潜んでいます。
面倒くさがりだから化粧をしない女性の特徴として、好き嫌いがはっきりしている、規則正しい生活が苦手、すぐに行動しない、自分に甘いなどが挙げられます。
やらなければいけないことでも、面倒だからなかなか取り組めないことは、誰にでもありますよね。
でも、面倒くさいからと言って何事にも取り組まなかったり、適当にこなしたり、ほったらかしにしていては、そこからくる支障も大きなものになります。
準備不足から大きなミスにつながったり、大事なことでも忘れてしまったり。
さらに、自分の身の回りを整えることすら面倒くさがってしまうと、周りからは身だしなみがなっていない人と認識されてしまうなど、マイナス面でしかありません。
社会では、面倒くさいだけでは済まないことが多くなります。
ときには「面倒くさい」という言葉を封印して、責任感を持ってしっかり準備してみたり、身の回りを整理したり、規則正しい生活を心がけてみましょう。
そうすることで、以前よりも面倒に感じなくなることが増え、物事がスムーズに進むことも増えていきます。
まずは無理のない範囲から、面倒だと思うことを一つ取り組んでみましょう。
やり終えるとモヤモヤした気分が消え、小さいながらも達成感を味わうことができますよ。
女性らしさには無頓着
化粧をしない女性は、女性らしさには無頓着である場合があります。
そこには、女性らしさよりも男性らしさに憧れがある、女性らしさに必要性を感じない、女性らしくない自分でも受け入れてほしいなどの心理が潜んでいます。
女性らしさに無頓着だから化粧をしない女性の特徴として、言葉遣いが汚い、仕草や言動に品がない、整理整頓ができない、エチケットに気を遣わないなどが挙げられます。
もちろん、無理をして女性らしくあろうとする必要はありません。
ですが、身なりを整えない、衛生面を気にしないなどが出てくれば、その人にとってマイナス要素でしかありません。
また、女性らしさがないという理由で男性から相手にされなかったり、ぞんざいな扱いを受けたとき、それを不満に思ったり、女性らしさを持っている女性に嫉妬してしまうならば、やはり大なり小なり改善する必要が出てきます。
ファッションに女性らしいポイントを足してみたり、ヘアスタイルを変えてみたり、言葉遣いを改めることで、普段の中に簡単に女性らしさを取り入れることができます。
また、料理やお菓子作りなどに挑戦してみると、自分の中に意外な一面を見ることができたり、新たな発見につながることもあるのです。
普段は男性らしいのに、ふとしたことで周りがギャップを感じ、好感度がアップすることもあるかもしれませんよ。
コンプレックスがない
化粧しない女性は、コンプレックスがない場合があります。
そこには、自分に自信がある、容姿端麗と思っている、他人の意見は聞きたくない、か弱い女性は好きになれない、男性とは対等でいたいなどの心理が潜んでいます。
コンプレックスがないから化粧をしない女性の特徴として、今の自分に満足している、自己評価が高い、これまで挫折を経験したことがない、プライドが高い、男性の友人が多いなどが挙げられます。
自分にコンプレックスがなく、いつも堂々としている女性は、同性から見ても格好いいですよね。
誰とでも臆することなくコミュニケーションが取れたり、自分の意見をはっきり言えたり、何事にもチャレンジする姿に、憧れる人も多いと思います。
ここで注意したいのは、コンプレックスを感じないばかりに他人の痛みに気づきにくいということ。
そのため、自分の意見が言えない人、自己評価が低い人や自分に自信のない人に対し、高圧的な態度をとってしまったり、自分の考えを強引に押し付けようとしてしまうこともあります。
また、自分に自信があるために周りの意見が聞けなくなり、視野や思考が狭くなってしまうことにもつながるのです。
自分に自信があることはとても良いことですが、ときには相手の立場や気持ちも考えて、謙虚な気持ちで接することも大切です。
男性を試したい気持ち
化粧をしない女性は、男性を試したい気持ちを抱いている場合があります。
そこには、本当の自分を見せても好きになってくれるか知りたい、信じるまでに時間がかかる、本音を聞き出したい、自分のすべてを知ってほしいなどの心理が潜んでいます。
男性を試したいから化粧をしない女性の特徴として、過去の恋愛経験が豊富、相手に対して真剣な思いがある、つい駆け引きをしてしまう、本当に愛されているか不安があるなどが挙げられます。
男性との将来を考えているなど、真剣だからこそ相手の本音を知りたいということはありますよね。
相手が自分をどう思っているか、将来について同じ考えを持っているかなど、引き出すために男性を試すこともあるかと思います。
注意したいのは、その男性を試す行動が過剰になってしまうこと。
エスカレートしてしまうと、男性の方が息苦しくなったり、ストレスが溜まったり、度を超すと信頼すら失ってしまうこともあります。
本音を知るために男性を試すことも良いですが、もし自分が相手から同じことをされた場合、それが心地よいことなのかどうか考えてみましょう。
自分がされて嫌なことは、もちろん相手がされて良いことではありません。
試す行為もほどほどにして、一緒にいて居心地の良い関係性を築くことも大切ですよ。