椅子などに座る際、大体の人は膝を曲げて座りますよね。
でも、ときどき足を伸ばしたまま座る人を見たことはありませんか?
リビングの椅子や公園のベンチなど、プライベートな空間や広い場所ならともかく、バスや電車の中でも足を伸ばして座られると、そんな迷惑な座り方をすることに疑問を感じてしまいます。
なぜ、わざわざ足を伸ばして座るのでしょうか。
今回は、そんな足を伸ばして座る人の心理や特徴についてご紹介したいと思います。
相手を見下しているから

足を伸ばして座る人は、相手を見下している場合があります。
そこには、
- 他人に対してランクをつける、
- 見た目や態度で相手を評価する、
- 内心馬鹿にしている、
- 常に自分が優位な立場でいたい、
- 相手との関係性を重要視していない
などが挙げられます。
相手を見下しているから足を伸ばして座る人の特徴として、
- 大胆な行動をとる、
- 噂話にいつも耳を傾けている、
- 人の弱みに付け込むチャンスをうかがっている、
- 遅刻やドタキャンが多い、
- 物やお金の貸し借りにルーズ、
- 親しければ何でも許されると思っている
などが挙げられます。
他人をランク付けし、見下してばかりいると、人とのつながりや関係性を損得で考えるようになります。
それが態度や言動にも表れると、周囲から逆に人間性を疑われ、敬遠されてしまったり、信用できない人と認識されるかもしれません。
自分が行っていたことは、やがて自分に跳ね返ってきます。
他人をランク付けすることで、知らないうちに周りが自分をランク付けしているかもしれません。
そして自分が付けられたランクは、自分が思っているほどの地位には決していないのです。
他人にランクを付ける前に、自分が周りからどのように見られているかを知ることが大切です。
相手の気持ちを察することや相手を思いやる心がなければ、人から慕われることや尊敬されることはありません。
改善するために、まずは他人を認めることから始めましょう。
人は誰しも同じではなく、長所や短所も様々です。
これまで見下していた相手の見方を少し変えるだけで、短所だと思っていた部分が実は違っていたということもあります。
そうすることで、狭い視野が徐々に広がっていき、自分を見直すきっかけになったり、これまで気づかなかったことに気づけたり、相手を思いやる気持ちが生じることにもつながります。
自分本位の行いは、いつか自分に返ってきます。
単にくつろいでいる

足を伸ばして座る人は、単にくつろいでいる場合があります。
そこには、
- 親しい間柄だと思っている、
- 心が落ち着いている、
- のんびり休みたい、
- 癒されたい、
- 思う存分リラックスしたい、
- 警戒心を解いてほしい
などの心理が潜んでいます。
くつろいでいるから足を伸ばして座る人の特徴として、
- どちらかといえば鈍感なタイプ、
- 口調や行動がのんびりしている、
- マイペースでおっとりした性格、
- 人の悪口や争いごとが苦手、
- 物事に対して執着心がない、
- 子どもや動物が好き
などが挙げられます。
落ち着いた状態は、心身共にとてもリラックスできますよね。
相手と一緒にいてくつろげるということは、それだけ良好な関係を築けている証でもあります。
ただし気をつけたいのは、人によっては誤解を招きかねないということ。
人を選ばずくつろいでしまうと、
- 一緒にいて退屈なのかと思われたり、
- 単にだらしのない人、
- 行儀の悪い人と認識されたり、
さらには馬鹿にされていると不快に思われる可能性もあります。
気分が高揚して興奮した状態

足を伸ばして座っている人は、気持ちが高揚して興奮した状態にある場合があります。
そこには、
- テンションを上げた方が楽しい、
- 感情をもっとアピールしたい、
- 自分に興味を持ってほしい、
- 楽しさを共有したい、
- もっと盛り上がって欲しい
などの心理が潜んでいます。
気分が高揚しているから足を伸ばして座る人の特徴として、
- チャレンジ精神旺盛、
- 何にでも興味を持つ、
- 知識が豊富、
- 頭の回転が速い、
- 秘密の話でもつい他の人に漏らしてしまう、
- 沈黙が苦手、
- 大勢で騒ぐのが好き、
- テンションが上がると周りへの配慮が怠りがち
などが挙げられます。
気分が高揚すると、何事も楽しく取り組め、チャレンジする気持ちやモチベーションも高まりやすくなります。
さらに、ポジティブにもなりやすいので、失敗を前向きにとらえられたり、落ち込んでもすぐに立ち直れたりと、プラス面も大きいです。
ただし気をつけたいのは、興奮し過ぎて逆に周りに迷惑がかかってしまうこと。
場をわきまえずに騒いでしまうと、うるさい人、空気が読めない人と思われかねません。
失敗してもポジティブとは思われず、反省ができない人だと誤解されることもあります。
さらに、興奮状態は周りへの配慮や状況を見る力が衰え、暴走してしまったり、相手の気持ちも考えずに無理強いしてしまうこともあるのです。
気分が高揚することはとても良いことですが、興奮し過ぎないよう気をつけて、常に周囲への配慮を怠らないよう心がけましょう。
賑やかなことが好き

足を伸ばして座る人は、賑やかなことが好きである場合があります。
そこには、
- 常に楽しいことを求めている、
- イベントが大好き、
- 大勢の中で騒ぎたい、
- その時その場を楽しみたい、
- 嫌なことから目を背けたい、
- 自分を見てもらいたい、
- できるだけ多くの人とつながりたい
などの心理が潜んでいます。
賑やかなことが好きだから足を伸ばして座る人の特徴として、
- 何でもSNSにアップしたがる、
- イベントやアウトドアには必ず参加、
- 流行に敏感でミーハー、
- 夜の繁華街で悪ノリしがち、
- ファッションやメイクが派手、
- 大人数で行動したがる、
- 全身で楽しさを表現する
などが挙げられます。
楽しさを求めることで、フットワークが軽くなり、行動範囲も広がります。
また、多くの人と出会うことで、刺激を受けたり新しい発見をしたりと、日常に充実感を得られたりもします。
ですが、ここで注意したいのは、周囲への配慮を怠って自分本位になってしまうこと。
周りの状況を見ずに騒いでしまうと、場合によっては単なる迷惑行為になってしまいます。
自分が楽しいからといって、誰もが同じように感じているわけではありません。
公共の場であればなおさら、大声や騒音はマナー違反です。
賑やかにすることは決して悪くはありませんが、時と場をわきまえて、お互いが気持ちよく過ごせるような配慮や思いやりも大切です。
なぜ足を伸ばして座るの?男性編

足を伸ばして座る人は、男女によって理由が違う場合があります。
ここからは、その心理や特徴について男女別で見ていきたいと思います。
まずは男性から。
足を伸ばして座る男性は、恥ずかしい気持ちを隠したい場合があります。
そこには、
- 冷静さを装いたい、
- イメージを壊したくない、
- 動揺を勘付かれたくない、
- 接し方が分からない
などの心理が潜んでいます。
恥ずかしい気持ちを隠したいから足を伸ばして座る男性の特徴として、
- 異性に対する免疫が低い、
- 気軽に会話できない、
- 自分からはなかなか行動を起こせない、
- 少しのことですぐに落ち込む、
- 諦めが早い、
- 自意識過剰なところがある
などが挙げられます。
もし、相手の男性がクールを装っていることに気づき、あなたにも男性に対する気持ちがあったなら、自分から話しかけたり誘ってあげるようにしましょう。
意地悪なことは考えず、良い関係を築いてくださいね。
なぜ足を伸ばして座るの?女性編

足を伸ばして座る女性は、自分の脚に自信を持っている場合があります。
そこには、
- 美脚をアピールしたい、
- 周りから注目されたい、
- 気のある男性を振り向かせたい、
- 自分の魅力を理解している
などの心理が潜んでいます。
自信を持っているから足を伸ばして座る女性の特徴として、
- 美脚になるための努力を怠らない、
- 感情を足の動きで表現する、
- 素足を出したり脚の形が良く分かるファッションを好んでしている
などが挙げられます。
美脚は、男性のみならず女性も憧れますよね。
自分の魅力をアピールすることで、女性はより輝き、さらに磨きがかかります。